2023
Feb
07
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矢沢永吉 様のRAYBAN オリンピアンⅡ DX(ツーデラ)について
皆さん、こんにちは★
未だにレコード派の店長です

皆さんが下さるので、
キャロル~永ちゃんのレコードが
EPとLPそして最近熱いカセットテープまで、
先日数えたら250枚超えていました!
(途中で数えるのを断念)
その中でも最高に好きなジャケットの表紙が
「KAVACH」なんです。
家に帰ると、KAVACHがお出迎えしてくれます★
皆さんは、どのジャケットを飾っていますか?
ってなことで、
本日は永ちゃんのRayBanサングラスについて
少しだけお話をしたいと思います。

(お問い合わせが多く皆さん迷走されている様で)
よく耳にするのが永ちゃんは
「ツーデラ使用していた」の
文言ですが正確には
そんな簡単な事とは違うんです・・・
その解説をする前にツーデラについて先に
お話をさせて頂きます。
オリンピアンⅡ DX、通称ツーデラは
アメリカB&L社が発売から廃番になるまで
フォルムや材質などを何回か変えているんです。
現段階で私が調べている限りでは
日本で最も長い時期販売されていた
ツーデラは(アジアンモデル)とも呼んでいて
本国で流通していたツーデラとは形などが
異なるんです。
※90年代中頃前後~
のツーデラは完全に違いますので
これは今回の話から除外します。
80年代中頃~90年代前期まで
販売されていた物を一番多く見受けます。
そしてこのツーデラを永ちゃん使用と
なっているのですが、
この日本で一番流通した時期の
ツーデラは違うんです・・・
永ちゃんファン歴、約40年の私が持っている
膨大な資料から検索してもこの頃のツーデラを
着用されている画像や映像はありませんでした。
(もし見落としていたらゴメンナサイ)
その一番誤解されやすいツーデラが、
コチラです!
↓ ↓ ↓

このツーデラはB&Lジャパンが
日本で一番多く長い時期販売した
物です。
このモデルを一般的に「永ちゃんモデル」と
呼んでいますが・・・
しかし!
コチラを御覧下さい。
私が膨大な資料の中から
コレだ!と位置付けたツーデラです。
↓ ↓ ↓

えっ!!
違いが分かりませんか?(笑)
同じに見えますか???
私のヘッポコデジカメではこの程度でしか
映せないのですが現物は全くの別物です。
コレならどうでしょう?

決定的に違うのは、ブリッヂ間の隙間の広さです。
永ちゃんは「狭いタイプ」を使用しています。
流通が一番多いのが「広いタイプ」です。
所謂、アジアンモデルのツーデラです。
↓ ↓ ↓

そして、レンズの上下の幅も狭く出来ています。
それに対してコチラは、
↓ ↓ ↓

物凄くブリッヂ間が狭くなっています。
そしてレンズの上下幅は広くなっているんです。
コチラを私は永ちゃんモデルと呼ぶようにしています。
ただ、厳密にいうとこのバージョンでさえ
何バリエーションもあって、
流石にそこまでは分かる資料を探し切れませんでした。
またこの件については分かり次第、
新しい内容で改定して行ければと思います。
<まとめ>
●レンズに白文字や金文字でRayBanと
印刷されている物は間違いなく違います。
●レンズにRayBanの文字がなくても
レンズの上下幅が狭く、ブリッヂの間隔が
広ければそれも違う可能性大。
●永ちゃんモデルと呼べそうなツーデラは、
レンズの上下幅が広く、ブリッヂの間隔が
狭い物で日本でB&Lジャパン社が大量に販売していた
アジアンツーデラでは無い。
と、今の所、私は膨大な資料を調べ上げ、
位置付けました。もし「イヤ!違うぞ!」
と言う方が
おられましたら是非
別の説を教えて下さいませ。
店長