2022
May
19
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俳優 高橋克典さんのサングラスをカスタムしました。
今回は、俳優・高橋克典さんの
サングラスをカスタムしましたので
皆様にも是非参考にして頂ければと思います。

高橋克典オフィシャルブログ
私は様々な芸能人の方々の
メガネやサングラスを作らせて頂いているのですが
契約や事務所の問題で
中々皆様にお伝えする事が出来ずにいますが
高橋さんは「どうぞ!使ってください!」
と男気でお許しを頂きました★
流石、アニキ!です。
ありがとうございます。
高橋克典さんは趣味がツーリングと言うほど
バイク好きな方です。
色んなサングラスをお持ちなのですが
その中でも以前御紹介しました
トイズマッコイさんのサングラスで
映画タクシードライバーで、
ロバートデニーロが着用しているサングラスを
復刻で出していまして、
そのミリタリータイプを御愛用頂いているのです!
(高橋さん、流石にセンス抜群です!)
バイクとの相性は言うまでもなく
これを掛けていると
ただ者ではない!オーラ
が出まくりなのです。
しかも、
こだわり派
の高橋さんはレンズにもこだわっておられます。
今のこのご時世
「使い捨て」とか「軽量」が、もてはやされる中、
ガラスレンズを
御使用なのです★
弊社のお客様方は常に私が
しつこいくらいに((笑))ガラスレンズの魅力を
ブログを通してお伝えしているので御存知だとは思いますが、
分かる人だけ分かって下されば良い!と言うレンズです。
なんでわざわざ、重くて落としたら割れてしまうレンズを
この時代に使わなくてはならないのか!?
一言で言うと「クリアな視界」が忘れられないんです・・・
ガラスレンズを使うと物を「大切にする心」が生まれるんです。
大袈裟に聞こえるかも知れませんがガラスレンズを好きな方は
品物の大切さを理解されている方がとても多いのです。
勿論それだけではありません。
光学的な特性もズバ抜けています。
滲みが無く、くすみが無く、
プラスチックでは到底太刀打ちできないレベルの
光学的なスペックを持ち合わせています。
使い捨てや軽量が悪い訳ではありません。
勿論今の時代必要です。
しかし是非ガラスレンズも一度御使用頂きたいのです。
使い込めば使い込むほど、
プラスチック製品との差が「歴然」とします。
「美学」を語る上で
ガラスレンズは外せないアイテムとなるのです。
と、長い前置きですが
コチラが高橋克典さんの
お持ち込みサングラスです。
↓ ↓ ↓

よ~~~く、ご覧ください。
向かって右のレンズにヒビが入ってしまったのです。
きっとワイルドな高橋さんなので
豪快にやらかしてしまったんでしょう!(#^.^#)


ネジ緩めたら、バラバラっス!泣
しかし!お任せ下さいませ。
ガラス愛好家の私が
キッチリ、しっかり、復元いたします★
勿論、私が直す以上は
元の状態より良くする事。
もしくはスペックを上げる事です。
工夫に工夫を重ね、
何度もやり直します。
今回一番工夫した事は
2点あります。
1)機械に頼ったレンズ加工はしません!
ハンドメイドの名に恥じない様に
私がダイヤモンドの砥石できっちり
左右非対称に仕上げました。
↓ ↓ ↓

どう言う事かと言いますと、
どこの眼鏡屋さんにも置いている
全自動加工機は
賢そうで少々お馬鹿さんな部分があります。
メガネやサングラスが左右非対称の玉型をしていて、
周長も実は同じでは無かったり、溝がボコボコだったりするのを
読み取る事が出来ないのです。
ですので私はガラスレンズを加工する時には
左右で完全に非対称な物を作ります。
大量生産品の既成サングラスでは
絶対に出来ない芸当で御座います。
2)もう一つは使用中に割れにくく、
また顔に装着した時に歪まない様に
フレームのレンズを支える「溝」に
私が配合した特別な「液」を流します。
↓ ↓ ↓

白くなっているのが、
御覧頂けると思います。

この液は私が考えに考えて
配合した特別な物で、
乾くと完全に透明になり、
ガラスレンズの欠けや歪みを
緩和してくれるクッション材的な役割をしてくれます。
これをどこの部分に塗るのか?
厚みをどれだけ作るのか?
私の経験値で作ります。
この2点が私の30年の経験と知識とで
作り上げる特別なガラスレンズ作成方法なのです。
↓ ↓ ↓

コチラがスペックを上げて作り終えた
究極のガラス製サングラスです★

最後に高橋さんの
鼻の形に合わせて
修正後、完成!となりました。
如何でしたでしょうか?
私に任せて頂ければ
既成では味わえない究極の
ガラス製のサングラスをお作りしますので
是非、メールで御相談くださいませ。
最後に、高橋さん!
ありがとうございました。
相棒を末永く可愛がって上げて下さいませ。
店長
<お願い>
突然の御来店での御依頼にはお応えできかねます。
日頃、私は店内にはいません。
事前にメールでの御予約をお願い致します。
恐縮で御座います。
店長