2019
Jan
29
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レイバン ブルースブラザーズ ジョン・ベルーシのサングラスについて。
先に・・・
興味のない方、
ごめんなさい。
お好きな方は是非、
面白い記事だと思いますので
最後までお付き合い頂ければ
幸いです(≧▽≦)
若くしてこの世を去った
名優 ジョン・ベルーシさん。
もうこの名前を聞いただけで
私はニヤケちゃうんですけど
今回は現在に至るまで
結構、誤解がある様なので
その辺をウェイファーラー専門家としては
御話しして行きたいと思います。

あっ!その前に
チョットだけ余談を・・・
映画が公開された1981年頃に
吉祥寺にベルーシーさんが
いたのって御存知でした!?(笑)
コレ、ホントの話です♡
さて、本題です。
映画公開時から劇中で
ベルーシーさんが終始かけていた
サングラスが話題になっていて
後にそのサングラスが
RayBanのウェイファーラーだったと
分かった時には嬉しくて
買い漁りに行ったのを記憶しています。
その時の若かりし私は(まだピチピチ!)
迷わず・・・黒(エボニィ)
を購入して30歳くらいまで
ず~っと「同じ物だと」
信じ込んでいたのです(*´▽`*)
分かります?
「ベルーシーと同じもんなんだぜ!」
と、友人や友人の兄貴どもに
自慢していたのに、
のに、・・・
それが違っていたと分かった時には
悲しくて悲しくて
そして恥ずかしくて恥ずかしくて
電話で謝れずに
ポケベルで、500731
(ごめんなさい)だっと思います 笑
メッセージを入れた記憶があります(ToT)/~~~
そうなんです。
あのサングラスは
黒ではないんです!

ね。(泣)
もっとハッキリ分かるのは
映画のオープニングで
持ち物をテーブルの上に
一つづつ上げていくシーンです。
↓ ↓ ↓

しかも、
「芯が見えないタイプ!」
じゃありませんかっ!!
もうこの際だから
私が誤解していた事を全部
吐きだしちゃいます!
1)黒のサングラスでは無かった!
2)劇中で使われていたのは
モックトータスと言うカラーだった!
3)劇中で使われていたレンズカラーが
G-15だと思っていたら、
ブラウンのレンズも使っていた!
4)ブラウンのレンズの時には
何故か「度付き」の様だった!
5)販売元の当時のメーカー
B&L社も黒と思っていた!←(-_-メ)
6)印刷や宣伝、
イメージ戦略の元、
頭の先から
足のつま先まで、
「黒色」という色を
私達に刷り込んでいた様です。
7)ベルーシーさんの
公表さている体重や身長、
顔の大きさ、鼻の幅、高さなどで
推測するとあのウェイファーラーは
「5022」ではなく、
「5024」の可能性が大です。
どうやら1)~7)は
私の検証ではほぼ間違えが無い様です。
1)~2)は先ほど御説明を
させて頂いた通りで
間違いなくこちらです。
↓ ↓ ↓


(私物です)
次に3)~4)ですが、

お分かりでしょうか?
レンズ越しに透けている
後ろの背景が
度付きの様に思える
見え方です。

別の角度で・・・

レンズがブラウンなのも
これでお分かり頂けたかと思います。
しかし確実にG-15も使用されているので
そうなると劇中使い分けていたと
解釈するのが妥当だと思います。
ここからは私の妄想ですが、
撮影時に度なしのG-15を使用していたが
暗すぎて元々目が良い方ではないので
急遽、メガネ屋に頼んで少し明るめの
ブラウンで度付きにして撮影した。
その為、色違いのレンズが2つ存在する。
です。
もし、この通りだと
なんだか嬉しいのですが♡
次に5)~6)についてですが、
これは完全にメーカーのミスだと思います(笑)
あの映画が始まる前に
仮にB&L社がベルーシーさんに
サングラスを提供していたのなら
そんな事は起きなかったのでしょうが、
B&L社が「黒」と誤解していたので
あのウェイファーラーは私物か
衣装さんなどが買い揃えたのだと
思います。
そののち、しっかり
B&L社はブルースブラザーズモデル!
としてウェイファーラーを「黒」で出していて
御丁寧にパッケージに使われている写真まで
「黒」っぽく撮影し、消費者に完全に
「黒」を植え付けてしまったのです・・・
こちらが、その証拠の(笑)
B&L社発行のカタログです。
↓ ↓ ↓

ここには、こう書いています、
↓ ↓ ↓

「黒いウェイファーラー」
と、しっかり書かれています(◎_◎;)
メーカーさんが
すっかり黒だと思い込んで
ブルースブラザーズモデルを
販売していたのです。
最後になりますが、
7)についてです。
私なりにベルーシーさんの
プロフィールを調べ
特に身長、体重、顔の幅、
鼻の高さ、付け根の太さ、
などを総合的に比較判断し
どうしても「5022」では
無いと言う結論に結び付きました。
確率90%で、「5024」だと思います(≧▽≦)
劇中のウェイファーラー着用具合を
約80カット、静止画像にして
調べても「5024」であると
考える方がシックリきます。
(あ~ シンドイ・・・)
もし仮に5022だったら、
もっとコメカミ辺りが食い込むと思いますし、
正面からのフォルムがあんなに
尖った感じにはならないと思います。
またベルーシーさんの根元の太い鼻に
乗せた感じも22ミリの鼻幅だともっと
上に持ちあがっていると推測できます。
(余談ですがボブ・ディランも5024だと感じます)
如何でしたでしょうか?
映画の見方も
こういう見方をすると
別の世界が見えて来て
製作裏のエピソードを想像したり
調べたりすると本当に楽しいですね♡
皆さんは、
どう思いますか?
もし、「店長!それは違うよ!」
という御意見がありましたら
コッソリ優しく教えて下さいネ★
最後に日本メガネでは
彼らが皆さんをお出迎えします!



(ちゃんとウェイファーラーが外せるようになってるんです★)
是非ウェイファーラー専門店の
当店でお顔にちゃんと合う
ウェイファーラーを見つけて下さい!
またこういう企画は
ちょくちょくしたいと思いますので
次回をお楽しみに~(^_-)-☆
<お願い>
日頃、私は店頭には居ませんので
カスタムや修理、詳しいレイバンのお話などは
事前にメール予約を必ずお願い致します。
恐縮でございますm(_ _)m