2012
Sep
16
2
遠近両用 メガネ レンズ 専門店から情報発信!
今は関係ない お若いかたも
老眼世代 ドストライク!のかたも
是非 楽しみながら 今回のブログは お読み頂ければ 幸いです。

先ずは 巷で流れる あの噂について お話し致します。
あの噂 とは・・・
近視の人は老眼にならない! ですが
そんな事は 100000%(笑)有り得ませんので
どうか 俗説だと思って下さいませ。
言いかえると 「歳をとらない人は いない」 と言う事です。
では どうして そんな俗説と言うか 都市伝説的な 話が
広く 語られてしまっているか? なのですが
色々と 原因はありますが 最も有力な内容としては
ある程度の近視のかたは ある程度の老眼になっても
メガネを外せば 手元が見えてしまうからなのです

えっっ! それって どう言う事!? ですよね。
ここで私の 絵心溢れる 素晴らしい出来の


コレ 全然 ふざけてませんので お叱りのメールは無しで お願いします。
実は この単純なグラフ(?)こそが 物凄く役立つのです。
それでは 解説をして行きます。
グラフの先ず見方ですが 「0」の位置が 完全に眼の良い状態を
表すと思って下さいませ。この「0」の位置にあるかたは 物凄く少なく
たいがいは 左右どちらかに メーターは振られます。
「0」→正視眼 と言います。
「-」方向→近視の度合いです。
「+」方向→遠視の度合いです。 (注)遠視と老眼は別物です。
御自身の眼の悪さが どこら辺を指すのか 先ずは 想像して下さいませ。
コンタクトを使用しているかたなら パッケージに記載がされています。
メガネでしたら 保証書等に 記載されていると思います。
老眼が入ると言うのは 凸の要素 すなわち「+」の要素が
現在の御自分の 眼の悪さに 加わる事なのです!
それを加入度と言います。(略語でADDと表記します)
概ねですが 40歳代で+1.00~+2.00未満ADD
50歳代で+2.00~+3.00未満ADD
60歳代で+2.50~+3.00ADD
70歳代以上で+3.00ADDもしくは それ以上
※分かりやすく符号の前に「+」を付けましたがADDを付けた場合
本来その符号は省略されます。
※上記の年齢の早見表は お話を進めやすくする為の 大まかな数値です。
では 例題です。
50歳 -3.00の近視の場合で 加入度が+2.00だったら
こうなります↓

それでは もうひとつ
50歳 -1.00の近視の場合で 加入度が同じく+2.00でしたら
こうなります↓

お気づきだと思います。
「0」の位置を 最初の例題と 後の例題では 左右で「またぎました」。
この「0」の位置に あれば メガネは不要なのですが
「-」側にADDの計算後にあれば メガネを外せば 近くは見えます。
もしADD計算後に「+」側にあれば 老眼鏡を掛けないと 手元はしんどくなります。
そうです。 同じ「+2.00」ADDと言う 老眼作用が働いても
大元の御自分の眼の悪さで 結果が 変わるのです。
コレが この事が メガネを外すと手元が見える人と 掛けないと見えない人の
違いなのです。
ですので 老眼にならない! と言うのは嘘で
誰でも年齢相応の「+ 作用」ADDが 入って来るのです。
それなのに メガネを掛ける人 掛けない人が 出て来るのは
こう言った トリックが あるからなんです。
今回挙げた 例題は 物凄くシンプルに 記載しました。
実際には これに乱視や左右のバランスや などなど 色んな事を加味して
検査致しますので あくまで 「老眼」についての 考え方の一つの参考
とだけにして下さいませ。
ただ どこまでいっても この考え方が 老眼の基本となる事は
間違い御座いません。
御興味を持たれたかたは 是非 私のスペシャル検眼を 御受け下さいませ。
更に詳しく お話をさせて頂きます。