2012
Mar
04
0
ビンテージ ラウンドメタル には ノスタルジックなレンズ!?
ドカ~ンっ!!!
箱を開けたら 私の中で カスタム魂が 爆発した様です

千葉在住の S 様から 私宛に 送られてきた 箱の中には
滅多に お目にかかれない 大よそ1940年代~50年代初頭(間違ってたらスミマセン)
に 作られていた ビンテージメガネが入っていました

多分 今から 70年前!!
しかも・・・デッドストック! ベークライトもバッチリ!!
ココまでの極上品は 久々です! (欲しい!←心の声)
少々 震える手を 抑えながら 早速 カスタム開始!と行きます。
長い双方の 打ちあわせの末 ココはやっぱり #3! でしょ!
と言う事になり 私の得意な ガラスレンズの 度付き #3で 決定しました。
私の中での コンセプトとして ノスタルジックな雰囲気を どうしても出したくて
レンズのコーティングに こだわりました。
完成品が コチラです↓

雰囲気 バッチリです★

この #3 と言うレンズは レイバンブランドとしては
最古の カラーです。
70年の時を超えて 今! S 様の為だけに 「度付き」として
生まれ変わったのです

なんだか ロマンチックに 思えるのは 私だけでしょうか?
#3レンズは 使った事の あるかたにしか分からない
とても眼に優しい レンズなのです。
勿論 他のブランドサングラスでも 絶対に 味わえません。
私の一番好きな レイバンカラーです


御覧下さい。↑
後ろからの スタイルも こんなに さまになっています。
中々 眺めてるだけで ウットリ出来るサングラスって 少ないですよね★
S 様は 少々「度」が強く あちこちのメガネ屋さんで
プラスチックレンズの 薄型タイプを 薦められて来たそうです。
しかし 敏感な S 様の「眼」は アッベ数の低い 薄型レンズを嫌い
どうしても 色の滲みや クリアに見えない視界に 御満足出来なかったそうです。
そんな時 私に連絡を下さり 今回の スペシャルカスタムに なったのです★
これは 物凄く 矛盾しているのですが
視力が悪く 「度」 が強いかたほど 薄型レンズを買われ
見栄えを良くする為 高価なレンズを薦められてしまうのですが
実は 薄型レンズにしない方が 鮮明な視界を得られるのです。
色の「滲み」も少なく クリアな視界が得られるのです。
かと言って 分厚いレンズは イヤ!ですよね。
そこで
「バランス」が重要なのです。
レンズの薄さのレベルを「屈折率」で表し
色の滲みやクリアな視界を 「アッベ数」で表しますが
屈折率が高くなればなるほど レンズは薄くなりますが
アッベ数が 下がり 滲みが出やすくなります

丁度 反比例の関係にあると 言えるのです。
難しいですね~・・・
ですので メガネや サングラスを買われる時には
「セット販売」等で 適当に買うより
タップリ 店員さんと話し合い どれが 自分に
好ましいのかを じっくり 考えながら 買う事が
本来の メガネ サングラスの 購入方法と なるのです。
この違いは 果てしなく 大きいと思います。